河口湖音楽祭、堪能して来ました!
2009年 08月 22日
聴きに行くのは、今年で3回目。
その前にペンションの御主人に教えて頂いた富士山と河口湖がよく見える天下茶屋へ。
ちょっと雲が残念。
その後西湖へ。それはまたあした。
音楽祭ですが、今年はまず、山梨県内から集まった中学生のバンドの演奏がありました。
指揮が1曲づつ違って、どうも中学の音楽の先生たちの様でした。
一昨年、昨年とは吹奏楽の指揮を専門にやっている方の様でした。
今年は今日までの過程も少し違った様でした。
最後の1曲だけ佐渡裕指揮で「天国と地獄」。
その前の4曲と、最初の音からもう違うの!
4曲を指揮された4人の先生たちはほとんどが、拍子を刻むだけで、
「これ!」っていう合図が出せないから、音にメリハリがなかったのね。
プロとアマの違いを痛感したと同時に、指揮者は事前の練習も当然ながら、
ステージでいかに奏者のテンションを揚げて行くかもすご〜く大事だな、って痛感しました。
それはね、前の日に付けTVでやっていた「松岡修造の子供テニス塾」でも、
子供にどのくらい熱く、真剣に対峙することがどんなに子供の心を動かすかを
友人と痛感し、2人ともちょっと涙しちゃったのね。
夏休みで楽しむ為に行ったのに、しっかりと勉強させられてしまった私たちでした!
シエナウインドオーケストラはすごい!
今年のテーマはチャイコフスキー。
「弦楽の為のセレナード」を、木管だけで演奏したの。
バスファゴット、バスクラリネットも参加でした。
柔らかい感じの音でよかったですよ。
それと、ヨハン・デ=メイという人のチャイコフスキーの曲のモチーフを
使って作曲した「エクストリーム/メイクオーヴァー」という曲が奏者全員高度なテクニックをつかって演奏するという曲で、最初は「アンダンテ・カンタービレ」で始まり、最後はシンバル、大太鼓、ドラ、みんな鳴る、という曲ですご〜く面白い曲でした。
思わす立って拍手!
コンサートの最後は恒例、楽器を持って来多人全員ステージに上がり「星条旗よ永遠なれ」を
200人位で演奏して終わるの。
終わると同時に花火が上がって、更に盛り上がって終わりました。
今年はいつも以上に、シエナの演奏した曲がハイレベルだった様な気が。
そしてゲストは打楽器奏者、池上英樹さん。
河口湖にお住まいなんですって。
アフリカの太鼓を叩いたり、箱に座ってその箱を叩いたりもしました。
そしてマリンバでシエナと競演。その時はとても軽い乾いた音。
ソロで「星に願いを」を弾いた時は、残響の長い柔らかい音。
マレットでこんなに変わるって言うのがすご〜くよく分かりました。
今夏の席はステージのちょっと右側。
コントラバスの人が足でどのように楽器を支えているか、
マリンバを演奏するのを横から見られた、など面白い視点で見ることが出来てちょっと楽しかったのよ。
すてきな充電をされてうらやましい限り~
生の音の感動ががどれほどすばらしいか 特にお子様には
沢山体感してほしいなぁと思いますです。シニア割引とかないかしら?
そろそろなんですけど・・・・・(○´艸`)
初めてこの音楽祭に行った時は日帰りでした。
16:00から中学生で17:00からシエナ。
河口湖駅とのシャトルバスもあるから来年は如何?
シニア割引はないけれど、自由席はあるのよ。
シエナはすごい!
それを更に弾きだす佐渡さんもすごい!
毎回新しい発見があるから、やめられないのよね。
コンサートホールでのコンサートよりちょっと緊張感が少なくて、子供もたくさん聴きに来ているしね。